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柔道施術院をめぐる現状と問題  ~大阪保険医雑誌2012年4月号より~

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さて、昨日書きましたが、表題の如く、大阪保険医雑誌2012年4月号に掲載されている、近大整形外科主任教授の浜西千秋先生が、昨年2011年11月19日(土)に大阪府保険医協同組合会館5階M&Dホールにて 行われた研究会のお話内容です。

大阪府保険医協会に転載の確認をとり、リファレンス内容を記載する事で問題ないと思う旨回答を頂きましたので、転載いたします。

 柔整施術院をめぐる現状と問題 (クリックすると開きます。)

 この時は私は、そう...。色々あった頃です...。今だに何やら事後処理してますが、人を信じることって難しいですねぇ...。(謎)(^_^;)

 まぁ、内容に関しては、立場によって様々だと思いますので、あまり先入観がない状態で読んで頂き、それぞれの立場で各々に考え、またなんとなく整骨院や鍼灸院、カイロなど白衣を着ることで、医者と勘違いしている患者さんの一つの目安になれば、というのが一番の思いです。

ちなみに、事実として私の経験だけ何点か挙げておきますと、

・ 医学部で朝から夕まで6年間授業を受け、勉強して、医師国家試験に合格して医師となり、整形外科の医局に入局しても、最初は殆ど病棟患者さんだけで、実際に職場で外来を始めるのは早くて大体3年目くらい(勉強初めて都合10年近く)。 職場の先輩医師の構成によってはもっとかかる場合があります。無論最近は初期研修2年を終えただけで何でも出来ると錯覚してしまう若い医師も散見しますが、少なくとも医局に属している限りはしっかりと基礎を叩き込まれます。(それが医局のいいところだと私は思っています。)
 翻って、教えに行っていた柔整の学校では昼の部か夜の部2時間くらいを3年?位授業を受けただけで、『歯科医が作る(実際にその学院の講師の柔整師や鍼灸師に聞いたので、少なくとも当時はそうだと思います。)国家試験』に合格すると、50人中9割近くが開業を希望していて、白衣を着る事で時に患者さんに若い医師との誤解を与えつつ、診断が出来ているかも分からない状態で施術とやらを開始する。
 どんなもんでしょ?

・ 63ページにある 99.2%が打撲捻挫、3部位以上の外傷50.5%!?
  これも経験上、救急外来をやっている時でもどうでしょうか。交通事故で全身打撲という場合を除き、通常は1箇所、あってもせいぜい2箇所でしょうか。ちょっとこの辺も痛い?というのが3箇所あれば、ようやくです。
 先生が御指摘の、整形外科外来では、3部位以上の外傷は2.4%というのはそれでも確率としては多い?という印象です。
 果たしてどうやるとそんなに多部位を損傷するんだろう?という疑問とともに、それを生じさせそうな、交通外傷は、まず整形外科なり、救急外来にくるので、それを超えて、3680万件の99.2%つまり3650万件もの交通事故が起こっているとしたら、今の日本は相当の交通戦争が今も続いているのか、あちこちで派手な素っ転び方をしでかしている人々で溢れているのでしょうか...。(痛そー(^_^;))

 白衣を着て、患者さんに関わる代替医療の方々がどれだけの数の方がいて、どれだけの方が、胸を張って浜西先生の意見に反論できるのか私は分かりませんが、ただ、我々医師も常に勉強をしていかなければなりませんが、これらの方々も同じように、『人間(患者さん)を見る(診る)職種の人間は、患者さんに敬意を払い、自身の利益ではなく、患者さんの利益を最優先になるようにするにはどの選択肢がbetter(bestはない) choiceか?』と日々考えながら、医師の場合は診療、彼らはなんと言うのかしりませんが患者さんを見てあげてほしいと願います。
 

 どうしても、不正請求のニュースや、今回のような講演などを見聞きするにつけ、あの、京橋にあるという何ていう所かしりませんが、鍼灸学校とやらを出たとか言う(当時)20代の鍼灸師の屈託のない笑顔とともにしれっと出てきたあの言葉が頭を反芻してしまいます...。(あまりにもショッキングすぎたので、殆どtraumaやね...(^ー^;))

『先生1000円(レセ上は100点です)もらって、僕らに患者紹介してくれればいいじゃないですか。それで僕らは(一人につき)月4万儲かるんですから!!』


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