あけましておめでとうございます。
いよいよ、実際の始動開始です...。
不安もたくさんですが、自分の考えを信じて頑張っていきたいと思っています。
ホクロやイボ取りといえば、一般的にはCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)というところが多いと思います。
しかし、私は共立にいた時に、エルマンの高周波ラジオ波メスで綺麗に切除されているのを見、実際に自身もそれにより治療を行っていましたので、CO2のでもその他を見た後も、こちらを優先に行っています。
また、何よりも、スピードも速いです。
ホクロを取るには、
☆ CO2レーザーの場合
局所麻酔(各々に) → 焼灼 → 綿棒などでゴシゴシ → 母斑細胞の有無のチェック
→ 残っていれば再び焼灼 → 綿棒などでゴシゴシ → 母斑細胞の有無のチェック
これを、肉眼で母斑細胞の黒い部分がなくなるまで繰り返し行います。
ところが、
☆ 高周波ラジオ波メスの場合
局所麻酔(各々に) → 肉眼的に母斑の辺縁を焼灼 → 極細の先の摂子でつまむ
→ 引っ張り上げ、真皮の母斑細胞の無い部分との境界を直視下に確認し、眼科尖刀で切除 → 念のため母斑細胞の残存のチェック
と何度も 『焼灼 → 確認』 の工程を繰り返す必要が無いため、複数個の切除を行っていると時間の差がついてきます。
先日とある患者さんが、レーザーとメスでは、メスのほうがイメージ的にこわい、とおっしゃっていましたが、実際に切除工程をお見せし、また切除部分をお見せしたところ、思ったのと全然違う、という言葉を頂きました。
ゴシゴシ、という過程が無く、患部の炎症の原因も少ないので、炎症性色素沈着のリスクも減るのではないかと個人的には考えています。(CO2を基本的に使わないので、比較検討ができませんが...)。
もちろん、これはあくまでもホクロやイボ取りに関しての私の考えであり、炭酸ガスレーザーの効果をまったく否定的するものでもないですし、CO2のすばらしさは私も全面的に認めているところです。
良ければ症例もご覧ください。
あっとほーむクリニック 高周波 ラジオ波 メス (電気メス)