みなさん、ひかり電話をご存知でしょうか。
自宅でインターネットといえば、今はISDNという方は少ないでしょうから、ADSLか光回線を使っている方が大多数だと思います。
私はオタクですので(笑)、当然速度の速い光回線を使っていますが、ケーブルテレビ系ではなく、NTTのフレッツを使っています。
フレッツ光にはフレッツ光プレミアムとフレッツ光ネクストがあり、ネクストの方がサービスとしてはメインであり、進んでいるようです。
自宅はフレッツ光プレミアムで、クリニックはフレッツ光ネクストのハイスピードタイプで速度は各々30Mbpsと約50Mbps程度なのですが、多分NTTの人?に
ネクストはスマホを子機に出来る
と聞いて、ちょうど付属の子機の電池もいくら充電しても、すぐにバッテリーがなくなるため、調べてやってみました。
やり方はそれほど難しくは無かったのですが、
1) ひかり電話のルーターの設定を行う
2) Android もしくは iPhone のアプリをいれて設定を行う。
これだけです。
スマホで別のことをしている場合にも着信を受けられるようにするには、AGEphoneだけですが、『BG着信を許可する』を選択するだけです。
また、後記しますが、VPN(仮想ネットワーク)を用いて、クリニックのLANに接続すると、外に出ていてもネットが通じている限り、クリニックの電話がなると同時にスマホが子機として呼び出しがかかります。
これはNTTのボイスワープの転送とは異なり、離れた子機がなっている状態ですので、転送通話時の費用もかからないという素晴らしい環境になります。
しかも、コストがかかりませんから、ボイスワープの月々の費用も節約できます。
唯一の難点はVPNを維持するためもあり、バッテリーの減りが通常以上に早いです。
このため、今はまだあまり訪問診療も入っていませんのでコンセントに継いだままで待ち受けが可能ですが、複数件訪問診療しているとバッテリーを入れ替えられないiphoneより、docomoのスマホの方が複数バッテリーを持ち、適宜入れ替えられるので、現実的な運用が可能となると思います。
(ちなみに私が持っている iphone4とOptimus LTEでは、単独バッテリーならiphone4の方が長持ちする印象です)
アンドロイドは簡単にスマホ画面のキャプチャーが出来ないので画像は iphoneだけですが、アンドロイドにも同じアプリがあり、機能自体は、スマホ起動時自動立ち上げの設定があったり、ひかり電話の設定と別に2回線分のSIPアカウントも登録できるようで、iphoneアプリよりやや高機能なようです。
ぷららフォンforフレッツ というIP電話サービスがあり、こちらの子機としても登録できるようになったら、アンドロイドに戻すことになるかもしれません。
こちらは設定がやや複雑です。またバックグランド着信にも対応してないようです。
うちは、家内のiphoneで自宅の電話でかけられるようにすると共に、クリニックの電話の待ち受けが出来るように設定しようとしたため、一応インストールしておきました。
通常は、まずはAGEphoneでよいと思います。
あと、各種設定に参考にしたURLです。
VPN構築ソフト
大学の後輩(同じ大学というだけですが...。(^_^;))が作ったソフトで、既に商用化されていますが、個人で使う場合、オープンソース版 UT-VPN があります。
電脳-煩悩 ≫ iPhone4をひかり電話の子機にする その2
iPhoneでVPN設定環境を構築して活用すれば、できなかったことができ便利(構築方法)
ゼロ円で出来るVPN
VPNプロトコール比較表