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フェイスブックのページを作成しました。
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以前に,体重減少の推移 について少し触れましたが,ある人から,アプリを使って毎日体重登録をしても,わたしゃ全然体重変わらんよ。的なメールをもらいました。(私の身内ですが..。(^_^;))
勘違いしてもらうと困るのは,アプリに痩せさせる効果なんて,「当然ありません。(きっぱり)笑」
人間の体重の増減は基本的にはインとアウトの収支で規定されます。インは基本的には経口でしか入っていきませんが,アウトに関しては排便排尿だけでなく,不感蒸泄や基礎代謝その他の要因に規定されます。
ただ,結局はそれらアウト(つまり代謝量)が入ってくる量より上回れば体重は減るしかありません。
そういう意味では,例えば不感蒸泄(汗等も含む)などは人によっても異なるので数値化は難しいです。
だからこそ,「インの量から,自身の広い意味での基礎代謝を類推する」しかありません。
そういう意味でも,日常,自分が一体どれくらいのものを体内に摂取(取り込み)しているのかの把握は重要となります。
これを,取り込みはとりあえずすっ飛ばして,イメージにしたのが,上記のようなアプリと考えると分かりやすいと思います,(説明がわかりにくいか...)
先日,整形外来で,あるおばあちゃんとの会話で,ダイエット外来で食べる量を減らすのが一番,と説明したときにもとってもよく耳にする,
「私,殆ど食べてないのに、全然体重が減らないどころか、場合によっては増えるんです!」という話になりました。
おばあちゃんの場合は変形性膝関節症で関節内注射を行っているので,出来れば減量と膝周囲筋の筋力トレーニングを,という話しからでした。
こういう患者さんは結構多いのですが,「ほんとに食べてないの?」と一つずつ確認をしていくと,実はお友達とお菓子を結構食している,ということが判明。
加えて,冒頭の身内の,アプリをつけているけど,痩せない!
発言を加味して,返信をしている時に,ふと思ったのが,人間,結構無意識に食べているのに,意識してないことが多いのではないか?ということ。
その見えているのに見えていない部分に目を向けると,自然と抑制がかかり,体重が減少するのではないか?ということで,実際に自分自身で,日々自分が口に入れるものを画像に残すことで,その効果があるか,なんとなくの食事を抑えることと一緒に行って,結果を追跡してみようと思いました。
で,試しに,自分が口に入れるものを全て,その直前に画像に残す。という試み目的のフェイスブックページを作ってみました。
やり始めて分かったのは,結構無意識に食べているので,写真を撮るのを忘れてしまうこと。出来るだけ意識していてもこれなので,なにげに口に入れているものは多いはず。
(と書きながら正に今,昨晩寝る前に牛乳を一口口にしたのを思い出しました。(^_^;))
まずは自分が1日のうちに,どれだけ,どんなものを体内に取り込んでいるかを把握します。
次の段階は,その中で,カロリーの高いものを摂取しない,もしくは食べたとしても,なんとなくの部分として,惰性で食べている,と感じる部分だけでも抑える様に「心がけ,ちょっぴりでもいいので実行してみる」こと。
これを続けることで,体重減少(私の場合は,再三書いているように,体重という結果より,体調の良さ,が主目的ですが。)につながれば,金もかからず,「たいした苦労(ちょっぴりの苦労は必要)」はいらず。ということで良いのかな,と。
人の食べるものを見ても面白くないでしょうが,とりあえず,いいね をしておけば,日々の食べているものと,時折併記する体重の推移がフェイスブック上のタイムラインに乗っかるようです。ご参考までに。
口に入れる前に全て画像に残す試み (フェイスブックページ)
ちなみに,こちらが今朝のデータ
自分の中では,痩せよう!という意識より,減っていくといいなぁ,と思うことで,結構食べたい,という気持ちが抑制されるのが分かります。
でも,それがおなかの肉を自分で触っていて,減っているのを感じることで,
ま,いいか,と次に続くいい循環が最近は出来上がっているようです。
(ちなみに,周囲からは殆ど「痩せた?」と聞かれません...。言われてみると,あぁ,そうかぁ,って感じです..。(^_^;))
でも基本はやっぱり 体重。
前に書いたように,客観的にな自分の立ち位置が見えることの重要性を痛感します。
口に入れる前に全て画像に残す試み (フェイスブックページ)
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なんとなくの食事の制限 のその後の経過
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