今朝、出張先で興味深い特集を見ました。
表題の介護施設 夢のみずうみ村
『バリアアリー』でググって見ると、結構出てきます。3年前に特集を組んでいるところもあるよう。
今朝の紹介では、73歳の脳梗塞後の麻痺の方が、同施設に通うことで、それまでの状況からADLが飛躍的(言いすぎ!?(^_^;))に改善した、という趣旨のものが一部でした。
その方曰。『そこに山があるからのぼる。そこに階段があるからのぼる』
言い回しは別にして、考え方はとてもよいと思いました。もちろん数年前に特集を組まれ、今回も組まれ、その間3年とかの間でも良い結果が出ているからこそ特集も組まれているんでしょうが、そうやってエビデンスが積み重なるとやっているほうは更に自信をもって取り組んでいき、良い方向に進んでいくのでしょうね。
これは、やはり自分の親なんかでも考えますね。
何でもかんでも人に甘えるのではなく、自分でやれることはやる。
その動きや刺激が脳への入力となって、賦活化されるのだと思います。
うちの親を見ていても、3歳も若い親父は足が悪いとはいえ、テレビばかり見て、あまり動かない。
一方お袋は70代半ばが近づいて来ていても、PCでメールや検索をするだけではなく、最近はスマホ(しかもパソコンオタクの私が使っているものを、説明がしやすい、という理由だけで同じものをもたせた...(^_^;))すらも使いこなしている。
これまでに外来でお会いしてきた90代の患者さんにしても、お元気な方は、みな、杖をつきながらでも自分の足で歩き、自分の足で外来にこられます。これは北海道の雪深いところでもそうでした。
人に頼る気持ちを出した所で老化は進む。そんな気がします。
今は人に頼っている人もまずは自分で出来ることは、とにかく少しずつでもやっていくように心がけること。それが大事だと思います。
それを続けることで結構離床が進む場合もあると思います。
まだ、そこまで年齢のいっていない我々の世代は...!?
これからも自分で出来ることは自分でやり、出来るだけ適度な運動を定期的に行う。
大事なことではないでしょうか...。
手先を使うこと、自転車に乗ること、などとてもいいんですよ。( ̄ー ̄)
SECRET: 0
PASS:
コメント残しておきます。ブログ読みました。また訪問させて頂きます!