在宅医療
目次
■ 往診、訪問方法
・ 交通費は、別途徴収できる事になっていますが、当院で目安としている往診圏内の場合は基本的には頂きません。
※ 逆にそれ以上の経費を要する場合は、往診に要する交通費を請求させて頂くことがあります。
■ 訪問、往診範囲・ 保険での往診可能圏内は診療所から16km以内となっています。
☆ 往診範囲は地図で確認をお願いいたします。
→ こちらです。(3~5km圏内に円があります)
→ こちらはスマホ用
・ 保険での往診可能圏内(16km) は
→ こちらです。
→ こちらはスマホ用です。
■ 訪問診療
・ 通院が困難な方で基本的には病状が安定されている患者さんに対し、 計画的な医学管理の下に定期的に訪問し、診療を行います。
・ 基本的には週に3回までの訪問が可能です。
■ 診療内容
一口に在宅医療と言いますが、在宅医療では、さまざまなことが出来ます。
退院前 在宅療養 | 在宅 中心静脈栄養法 | 在宅 悪性腫瘍患者 | ||
在宅 自己注射 | 在宅 成分栄養経管栄養法 | 在宅 自己疼痛管理 | ||
在宅 自己腹膜潅流 | 在宅 自己導尿 | 在宅 気管切開 | ||
在宅 血液透析 | 在宅 人工呼吸 | 在宅 寝たきり患者 | ||
在宅 酸素療法 | 在宅 持続陽圧呼吸療法 |
☆ その他にも当院では病院の整形外科外来で行う『ブロック注射』、『関節注射』なども在宅で行えます。
■ 診療に要する費用
・ 訪問診療を要する場合、概ね週に1回、または 2週間に1回(月2回)の訪問診療を行います。
この場合に要する費用は、
1) 在宅時医学総合管理料(月1回) | 2200点 |
2) 居宅療養管理指導(月1回) | 580点 |
3) 訪問診療料(月4回または月2回) | 3320点(または1660点) |
合計 | 6100点(または4440点) |
となります。
これに訪問看護を行われる場合は、訪問看護指示料(月1回)300点が必要となります。
保険診療では、 1点=10円で計算を行いますので、
★ 1割負担の患者さんの場合の1ヶ月の自己負担額総額
(訪問看護の費用は別途そちらから請求されます)
医師だけが訪問する場合で 毎週訪問診療を行う場合 | 6,100円 |
医師だけが訪問する場合で 月2回訪問診療を行う場合 | 4,440円 |
医師と看護師が訪問する場合で 毎週訪問診療を行う場合 | 6,400円 |
医師と看護師が訪問する場合で 月2回訪問診療を行う場合 | 4,740円 |
★ 2割負担の患者さんは、上記の倍の金額となります。 |
■ 在宅で行える各種ブロック
☆ 神経ブロック
ブロック名 | 施行部位 | 適応症状 |
---|---|---|
後頭神経ブロック |
後頭部 |
頭痛(後頭部) |
肩甲上(背)神経 |
肩甲部 |
頸肩甲部の疼痛 |
傍脊椎神経ブロック |
背骨周辺 |
変形性脊椎症などによる胸背部、腰部痛 |
坐骨神経ブロック |
殿部 |
殿部痛、下肢痛 |
大腿外側皮神経 |
大腿外側部 |
大腿前面部痛 |
脛骨神経ブロック |
膝窩部(膝裏) |
下腿後面痛 |
総腓骨神経ブロック |
腓骨頭部(膝の外側) |
下腿外側痛 |
正中神経ブロック |
肘部前面 |
正中神経支配領域の疼痛 |
橈骨神経ブロック |
肘部外側 |
橈骨神経支配領域の疼痛 |
圧痛点(トリガー) |
希望の部位 |
疼痛 |
☆ 関節内注射
注射名 | 施行部位 | 適応症状 |
---|---|---|
関節内注射 | 肩 | 変形性肩関節症 |
膝 | 変形性膝関節症 | |
肩峰下滑液包 | 肩 | 肩関節周囲炎など |
・ 患者さん(家族)の求めに応じて行います。
・ 回数に制限などはございません
■ ご希望の訪問看護ステーション、医療機関の訪問看護を受けることが可能です。
・ 当院では、『訪問看護指示書』を発行いたしますので、患者さんがご希望の訪問看護ステーションに相談し、党員から、『訪問看護指示書』を発行してもらえるようお伝えください。