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リードファインリフト

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先週で東京での勤務が終了しました。

 今年に入り、リードファインの治療が結構あったので考えることも多かったのですが、今後のことも踏まえてのまとめ的感想。

 まずは、ネガティブにとられそうな意見はどうなのかと思いますが、結局自分が自分のクリニックで患者さんに話をするとしたらどう話す?と考えて話すであろうことを。

【効果】
過度の期待をしないこと。

 理由としては、入れている糸の太さ。
針の長さが 30~60mmの4段階。
糸の長さが、各々30、50、70、90mm
糸の太さが、各々7-0、6-0、6-0、5-0
針の太さが、各々31G、29G、29G、27G

 例えば整形外科のオペで使用している皮下を縫うPDS(吸収糸)で細い、と言っても2-0とか。
今、実際の太さを調べているとこの投稿がかけないので、気にしないとして、しかしながらとにかく細くて、老眼の入ってきている眼には大変きついくらいの細さです。

 その糸が皮下に入ることで確かに異物と認識してそれなりに弾性線維の増生は見られるとは思いますが、その前に殆ど吸収されていそうな気がします...。

【では、何故それなりに効果があるように思う人がいるのか!?】
 考察というほどではないので、シンプルに考えてみました。

で、自分なりの結論。
 やはり実際に針を皮下に這わせる、という行為があるからでは?。

 実際、刺入時には、真皮直下におけるように、というイメージで真皮直下の感触を探りながら刺入していきます。
 結果として、真皮直下という比較的浅い創を注射針が進むことになるので、その侵襲による、皮下での瘢痕化(線維化)により刺入方向の引き上げ(引き連れ)感があるのでは?という風に思っています。

 とはいえ、刺している針の太さも、27G~31G。
通常のヒアルロン酸を注入する針で目の下などのものなら30G。
法令線などに入れるヒアルロン酸に付属している針で27G。またインフルエンザなどに使う針が27G。
 ちなみに採血や整形外来でブロックに使っているのが23G(いわゆるブルー針)
点滴に使う太さで20Gか22G(黒針)、23G。
 小児の点滴でで24G(紫針)。
輸血に使う場合で18G(ピンク針)。
自己血輸血の採血に使うのが14Gか16G。

 顔の脂肪吸引をするカニューレともなれば、14Gよりも太いです。

 結局リードファインの針を1本入れただけでは、細すぎるので、瘢痕化する部分も少なく、それほど引き上げ効果は感じられないのだと思います。

 
 しかしながら、勤務している時に、頬から下だけで左右各30本、合計60本。なんてのがありましたが、こうなると逆に、もう針を刺す場所を探すのにも一苦労。

 カウンセラーの中には顔全体で100本が普通、とか無茶を言うものもいましたが、実際に行った症例でも頬から下だけで30本入れるとなると無理くり入れた針で壁のようになっていました。
 また片側30本もさせば皮下で出血している部分も点在。
当然出血、腫張のリスクは説明していましたが、やはり聞いているのと実際に起きたのでは患者さんは大違い。リスクは自分だけに起こらない、と思っている人は世の中に多いはず。

 なので個人的には法令線で5本、マリオネットで3~5本、目の下ならせいぜい1~2本。
目尻の部分も1~2本。こんだけ打つと少ない計算で片顔10本、左右で20本。

 ただし、上記の如く、もともと糸で引っ張っているというよりは、メインは針を刺入しているところに効果の重点があるように思うので、これを定期的に複数回行っていく方がいい気がしますね。
 それでもフェイスリフトのオペをやったように必ず引き上がる、というものではなく、『引き上がるかも!?』と思ったほうが良いと思います。

 あと麻酔ですが、顔全体に麻酔をしてましたが、実際に痛いのは針を刺している全体よりは、刺入部が一番痛いはずなので、刺入部近辺に局麻をするのが、私は一番効率よく、また麻酔のための時間も最小限で済み、かつコストの高い表面麻酔薬を使わない分コストを下げられる気がします。

 ただし、内輪的な話になりますが、このリードファインの糸って、最少ロットが100本なんですよね。
 なので、うちのようにいつ来るか分からないリードファインの人のために最少ロットを購入しておいて、20本でいいですよ。となると残りの80本が無駄になる可能性があるので、どうしても価格は100本を償却して損出さないだけでなく、ちょっぴりは利益が出ないと導入する意味がありません。

  そうなってくると、100本を5回に分けてやる、といってくれた人の方が、結果的には1本あたりの単価を安くしてあげれることになります。
 そう考え始めるとHPなどに、金額が出しにくくなる、というジレンマを抱えます。

ちなみに、東京のクリニックのHPで見ると、2回目以降の安い方の金額で20本で84,000円ということは1本単価が4,200円。
一度に100本が315,000円なので、1本単価が3,150円。
これを5回に分ければ1回あたりが63,000円ですがそうなると上記の4,200円がミニマム。

 局麻で刺入すると、麻酔に掛かる時間は5~10分で済み、マーキングして、実際に刺して抜くのが20本なら概ね30分以内には終わるので、1時間見ていれば余裕で終わるはず。
 1本単価を2,100円にする代わりに、100本を先にまとめ買いしてもらえれば、5回に分割して刺入し、20本で1回あたり 42,000円となり、5回分で21万円。その差は約10万程得します。

 上記の如く、毎回20本でやるなら単価は4,200円なので、84,000×5回=42万なので、半額。(単価が半分だから当たり前ですが...。(^_^;))

 クレジットカードなどでどのように支払が出来るのかわかりませんが、それでもまとめ買いで21万の金額は結構なもので
すねぇ...。

 結局は、リードファインは1回ではすごい効果を望める治療ではないので、最初から複数回の治療を決意できる、つまり既に他院で治療経験があり、今後も定期的に続けていこうかな、と思っている人であれば、まとめ買いでお得感があるかもしれません。

 とはいえ、うちは大手や中堅のように、クリニックの内装にお金も掛かってないので、治療する『場所』としては素敵な感覚はないでしょうが(私自身、場所の見栄は関係ないと思っているので)...。(^_^;)

 
 いずれにしても、こういったいろんな事情があるので、HPの料金は高めの料金を書いておく、というのが、うちのようにガンガン無理押しするカウンセラーがいないのに、基本、医者一人で美容も行っているような特殊なクリニックには無難で、後はその治療治療で提案、となってしまう理由でしょうね...。

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