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しみレーザー治療 0002 照射直後

 さて、ADMの症例はなかなかありませんが、SKの症例はいくつかありますので、随時出して行きたいと思います。

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先週照射した方です。うちは基本的に紹介なので画像はこうやって使わせてもらいやすいので。

 しかし、昔は学会発表などで普通に顔写真などでも使われていましたが、今は厳しいですものねぇ。(今もテレビで東電の役員が破綻企業にも関わらず個人情報を盾に公聴会での年俸の問い合わせへの拒否を回答していました..。)

照射前、照射直後の順で見ていきます。
照射前に照射部分を確認するために、パンチ穴の補強テープを半分に切ったものを貼っていますので、照射部が分かるかと思います。

画像を見てもわかるかと思いますが、結構数があるのですが、とても心配、ということで今回は2箇所だけお試しです。
右目の直下です。結構若い時からあったそうです。


照射直後を見ると、しみの部分がはがれているの分かりますか?
照射時見ていましたが、パチってどっか飛んで行ったようになくなりました。
超浅浅に黒子を取ったときの表皮剥離に近い状態ですね。これで治癒すれば、少なくともこの状況では沈着しているメラニン色素は殆どなさそうです。(なので、炎症後の色沈で濃い期間があっても、待ってみるといいと思います。)

右斜位です。右側の赤丸部分が上記正面像での部位です。


横から見ると正面像の部位のしみの部分がなくなっているのが分かりやすいと思います。
左側はIWP認めますね。


左斜位です。

左斜位です。
こちらはIWPのみです。
見て分かるかと思いますが、目の下は肝斑の可能性がかなり高いと思われます。
このあたりはトラネキサム酸、ビタミンC、(ユベラ)の内服やトレチノインが良さそうです。
 

一番上の画像、右目の下のしみが一番気にされていたそうなのですが、しみ自体が消失しているのですごく驚かれ、『これまで美白化粧品だ、なんとかだといって長い時間とお金を掛けてきたのはなんだったの...。!?』との言葉がとても印象的でした。

あと、これは実験的で、非常にリスクが伴うので、お金を掛ける方に おいそれとはいえないですが、葛西先生は肝斑はこすりすぎによる慢性の炎症とおっしゃっていますし、私もそうだと思っているので、基本はフラッシュランプも含め、レーザートーニングも当然すべきではないと思っていますし、こすり過ぎない。
というのでとにかく待つのが最善だと思っていますが、上記の症例のように、べたっと広がった肝斑の中にあるある程度形を同定できるしみに関しては、とりあえずメラニン色素を焼いてしまう意味で照射を行ってから、肝斑の炎症が治まるのを待つ、というのはどうなのでしょうね。

シミの治療―このシミをどう治す?/葛西 健一郎

こちらを読んで頂くと分かりますが、実際に2年以上とか、こするな、さわるな、でトラネキサム酸の内服をさせて、すごく綺麗になっている症例が出されています。
それしかしてなくてです。 その代わり、時間はそれなりにかかっています。

でも、これが一番自然でしょうから、2年+αと覚悟しておいて、レーザーとその後の肝斑治療(葛西式)を併用すると結構いい気もしますが...。

ま、これは実際にしみに悩まれている患者さんが決めることですね。

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