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巨星堕つ

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私事なのですが、今朝伯父が亡くなりました...。
 今まで伯父が夢に出てくることなどなかったのですが、2週間か3週間ほどまえ、なぜか夢で伯父が亡くなる夢を見たのです。そのときに夢の中で出てきた言葉が、『巨星堕つ』
 その1週間後くらいに伯父がオペをしたことをお袋から聞きました。

 自分が医者を志したきっかけでもあり、また、医者になってからは同業の大先輩としても。
70才代でも医者をしている人は結構いると思いますが、自分自身が見てきた先生は、基本的には療養型の名ばかり勤務医などが殆ど。

 しかし伯父は、79歳の今まで、産婦人科医として本当に働いていました。
職員の方から、1ヶ月ほど前、自分の受けた手術の術後2日目に、3階の病室で2階の分娩室からの声が聞こえる、あれは産まれる、と言って点滴がついたまま、白衣を着てお産に立ち会ったのが最後のお産になった。そう教えて頂きました。

 昨日も僕にいつものように、がんばるように、と声をかけてくれました。いつもしっかり勉強するようにとはっぱをかけてくれました。

 病院内でしたが、ちょうど自分自身が居合わせていたこともあり、伯父の経過を見ていて、その先の予測がついてしまい、そうならないことを願いながらも涙が出てしまいました。
  これまで自分自身が何度か患者さんにしてきたこと。それはもう、しないでください。
そうお願いし、主治医の先生に自分の目の前で起こる状況だけを診て頂きました。

 殆どの身内とも会い、また本当に伯父を慕ってくれていた多くの職員の方々の見守られる中で、ずっと仕事に関わってきた伯父にとっては自宅同然だったであろう病院で。伯父は幸せだったのではないかと思います。
 ずっと見ていても、本当に寝ているような、すっと動き出しそうな。本当にそうなんだ、と思うとても穏やかな顔でした。

  
 少し時間が経つと職業柄なのか、その事実を受け入れていく自分と、なんども色々な思い出が行きかい、また伯父に会いに来てくれる多くの職員の方々、九州などあちこちから急遽駆けつけてくださる方々をみていて、再び涙する自分がいました。

 在宅で自分の最後を過ごすことは、残されたものにとっても、とても重要な時間だ。
自分にはそう思えました。
 
 自分の最後を住みなれた自宅で迎えること。必要以上の医療を行わないこと。
自分自身が経験し、改めて大事で、必要なことだと思いました。

 皆さんは、自分の最後。どう考えるでしょうか...。

 身内ゆえに、伝聞が多い伯父のこと。
自身の備忘録として、またいつでも振り返れるように自分自身のためのリンク。
http://www.tokushukai.jp/media/dnet/img/dnet39_pdf/DN39_16.pdf

http://www.tokushukai.jp/media/chokugen601.html

http://sc.chat-shuffle.net/human/id:1811932

http://www.tokushukai.or.jp/iryou_kenkyu/remote/chiiki/story/682.html

http://www.tokushukai.jp/media/dnet/img/dnet43_pdf/DN43_1011.pdf

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009283237-00

http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/journal/17877

http://weblog-system.net/templates/jfpa/cat2.aspx?catID=1004&md=100297

http://www.edu.pref.kagoshima.jp/sh/Okinoerabu/gaiyou/koutyou/mado/H23.12.pdf

http://taemushi.blog71.fc2.com/?no=1245

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/19th/10-195.html

昨日も、今日も、沖永良部はとてもいい天気でした。
晴れやかな日で本当に良かった...。
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